~それぞれの出合い~
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。
実際の作品とあわせてこちらの解説をご覧いただき作者の想いに浸っていただければと思います。
会場内・作品は写真撮影OKです。Instagram・FacebookなどのSNSへの投稿も大歓迎です。
立松 聡

風雪に耐える
葉が落ちてしまった木が雪や風に負ける事なく立っている事に惹かれて撮影しました

温む
氷がはっている池に太陽の光が届きだすと温めれれてもやが発生し光芒も出てき太陽エネルギーの凄さを感じながら作られた風景に惹かれ撮影しました。

耀く時
夜中に降った雨のおかげで日の出頃にガスが発生し、低い太陽の光とガスの効果で輝いている景色に惹かれ撮影しました。

芽吹きのメロディー
芽吹いてきた葉っぱの並びが音符の並びのように見えて面白く感じて撮影しました。
佐野 栄二

月光と残り柿
満月に照らされた残り柿が、まるで宝石のように見えシャッターを押しました。
坂本 進
水面三景

落葉点描
狭い水溜りで遊ぶ落葉の楽しげな舞をget。

白い筆跡
水草の間隙をすり抜ける泡の流れが白絵の具の流し絵となる様をとらえた。

秋風に揺らぐ
静寂の山湖に突如舞来た風が樹木の揺らぎを以って、画面に賑わいをもたらした。
伊藤晴夫
[桜」
桜が私ども日本人に好まれる理由は、その美しさだけでなく、日本の歴史や文化と深く結びついているからです。桜は春の訪れを告げる象徴であり、儚く美しい姿は、日本人の心情や美意識に響きす。また、桜は単なる花としてだけでなく、豊作を祈る農耕儀礼や、武士道精神、さらには人生の喜びや悲しみを表す象徴としても、日本人にとって特別な存在となっています。そんな桜ですが、開花には「冬の寒さ」と「春の暖かさ」が必要です。冬の寒さを堪え、春の暖かさに触れると、一斉に開花し、人々を魅了します。そういう意味で、開花まで雌伏する桜の冬姿を観ていただければ桜もきっと喜ぶでしょう

待てば桜花爛漫の日和あり

桜妖花人
大桃 和代

silent(撮影日:2024.11.9 撮影地:上高地)
朝7時の上高地は、真っ白な霧氷に覆われていました。それはとても冷たく無風で、近寄り難い静けさを感じさせてくれました。

晩秋の彩り(撮影地:タカドヤ湿地)
長尾千恵子

季節の名残り
脇を渓流が流れる岩場でしたが、落ちた紅葉と空が反射し溜まった水の色に惹かれ撮影しました。

氷の声
氷結した湖の上に一枚の落ち葉を囲むような霜が作り出した造形美に感動し撮影位置を変えながら切り撮りました。

朝霜の落葉
田んぼのあぜ道を歩いていると刈取った稲の残りが霜で真っ白に輝いていました。一枚の枯葉も霜をかぶり晩秋から初冬へと季節のうつろいを感じながら撮影しました。

最後のひと葉
湖の氷紋の造形が美しいと感じました。自然が作り出したガラス細工のような質感が伝わればと思います。
梅村 隆夫

高原のめざめ
一足早い秋の光景をもとめて標高 1600ⅿの地を訪れました。快晴の朝に恵まれ、時間とともに変わりゆく空の色を選び、高原の爽やかさが感じられるよう切撮りました。

晩秋の舞
水の溜まったくぼみに落ちた濡れたモミジに光が差し込んだ時をねらい、中心からまわりにむけて楽しそうに踊っている光景を表現しました。

厳寒の華
氷点下6度に冷え込んだ朝、氷上には純白の小さな花(霜)が咲いたようで時間とともに消滅するもののはかない美しさに心惹かれました。

残氷輝く
渓流の岩かげに残った角のとれた氷片に虹色が映り、小動物のような造形が面白く撮影しました。
各務 真理

ラストステージ
凛とした寒い朝、霧氷をまとったカラマツ林は息をのむ美しさでした。やがて落葉する黄色の残り葉が晩秋の舞台で最後の輝きを放っていました。

春雪舞う
ふもとの町に雨の予報が出ていたので、更に標高の高い所なら気温次第では雪の可能性があると思い、目的地に向かいました。到着すると、桜に五月の雪が舞っていました。

霧に佇む
周囲を霧に包まれながら、静かな朝を迎えました。日が昇るにつれ、うっすら見えていた景色が徐々に躍動感を増す中、木の配置を意識して撮影しました。

煌めきの刻
夜が明けて湖畔から上空を見上げると、雲が広がりどんよりとした空模様でした。しだいに雲が開け、光が湖面に届くと一変して氷面が煌めき始めました。
甲斐 誠
それは「もののけ」か、はたまた「精霊」か。
画像の中に何者かが潜んでいる、そんな「気配」を感じる作品を選んでみました。

蠢動(撮影日:2023.10.16 撮影地:琵琶湖)
朽ちて波打ち際に寄せられた「ヒシ」の浮き輪。得体のしれない生き物が、もぞもぞと蠢いているように感じます。

迷宮(撮影日:2024.04.06 撮影地:下呂市)
逆光の「しだれ栗」の木々を、枝がなるべく重ならないように配置しました。まるで何者かが手を広げて覆いかぶさってる、そんな雰囲気を出しました。

潜伏(撮影日:2023.12.30 撮影地:豊田市)
枯れススキの中に放置された樹脂製の黒い配管。アンダーで撮ることによって、ススキの穂と蛇腹状の配管が浮き出し、異様な雰囲気を醸し出してくれました。

鼓動(撮影日:2024.02.07 撮影地:豊田市)
上部は氷上に映った木々の陰。下部は薄氷に反射した太陽の光が青白く光っています。冷たい水の中に潜んでいる何者かの鼓動が、ドクドクと聞こえてくるようです。
土本 貴司

夏本番
色が付いた光芒になりましたが、右下にもっと光が差し込んでくれると良かった。

迷子
カマキリが水面反射から浮き出るようにフィルターを調整しながら撮影しました。

晩秋のころ
初めのうちは、油が少しでしたが、日が差し込んでくると段々と増えてきました。

雪化粧
クラブに入会する以前の写真になります。
日比野義孝

月入ル頃
大安寺川脇に有る一本のモクレン。漸く夜が明け様とする頃、背後の杉林に沈もうとする月。花の露出と空の雰囲気を出す為、露出を調整し撮影した。

陽春のひととき
「月入る頃」と同じ日、この日は雨の翌日。何年も此処に通っているが、霧が出たのは初めてである。陽の当たり具合を見ながらコブシの有様を意識し構図を決めた。

歓喜
一本のピンクのシデコブシの巨木である。幹が何本にも分かれていて、一本の幹に注視し、空に大動脈から毛細血管に至る春の気が送られ様をイメージして構図。陽が当たるのを待ちシャッターを切った。

屏風絵
雨に濡れたコブシである。花は開き切り、しかも雨に濡れているせいか白一色のベタ付き感がした。浅春のほのかな温もりの雰囲気が表現できた。
舟橋 恵子
「花」
いつも身近にある花、季節を感じ、生命を感じる。一番美しく華やいでいるそのわずかな期間に撮影したいと願いました。

気品
御在所岳のシロヤシオツツジ、ゴヨウツツジとも呼ばれ、愛子さまの「お印」の花として知られています。霧の中で撮影したくて、天気予報で調べて出掛けました。濃霧の中少し晴れるのを待って撮影。

春うらら
ラッパ水仙が自宅近くの川原に沢山咲いていた。葉の隙間から覗く様にして撮影。葉が前ボケになり、少し変わった感じになった。

秋の波紋
いつも出掛ける五条川の彼岸花、沢山咲いていた。手前に咲いている彼岸花を前ボケにして川を赤く染めて・・・そこに鯉が泳ぎ波紋が出来ました。

優美
シガアヤメが土砂降りの雨の中、雨に打ち負かされる事も無く、より美しく優美に咲いていた。きっと花開いたばかりの若さの勢いなのだと感じました。
松下 進

春のやまなみ
長野県北部 有名な桜がある小川村
その桜の季節に訪ねた。 残雪の後立山も素晴らしい。

盛夏に咲く
燕岳の花の季節 燕岳といえばこまくさだが
この黄色い花はミヤマキンバイでしょうか

錦秋のパノラマ
紅葉の季節 何年か前に撮影した
北アルプス涸沢からパノラマコースを行った
涸沢と穂高の全体がすばらしく眺望出来る。
現在の私の体力では既にこの撮影地点に行くことは出来ない

冬の輝き
本作品も山の写真では定番の場所
天気も良く日没前の輝きが素晴らしい
高杉 優
「木-tree-」
人々の暮らしのあらゆる場面で密接に関わる木。住まいの材料や燃料、時に神として祭られご神木となり、また名をつけて毎年開花を楽しむ銘木の桜など、時に数千年と生き続ける大木。今回は私たちにかかわる身近な木々の季節折々に見せる表情をあらゆる視点で撮影しました。

森に生きる(撮影日:2024.5.18)
朽ち果てた大木の中から望む初夏のブナの新緑。青々と新しい芽吹きを身にまっとた、若いブナは暖かい日差しを一身にあびて次の世代を担っていく。森をはぐくむブナ林は世代交代を続け貴重な水源を守っていく。

クリスタル(撮影日:2024.11.9)
極寒の早朝、空気中の水蒸気を身にまとった原生林の霧氷。寒さに凍え一面真っ白に。
ようやく登った太陽の光を受けて一斉に輝き始める。初冬の朝に、大自然のクリスマスイルミネーションであった。

枝模様(撮影日:2025.4.30)
日本中いたるとこに存在する桜の大木。地域に根差し、そこに暮らす人々とともに春を待ちわびている。名前をつけ、日暮れにはライトをともし闇夜に浮かび上がる1本桜。
浮かび上がった樹形、枝模様に数百年の歴史を感じる。
元村 佐吉

雨あがり
樹齢400年程の枝垂れ桜が幽玄な雰囲気で佇んでました。

森の彫刻
落羽松の呼吸根です。今にも動き出す様な雰囲気でした。
フォトコンネイチャーフオト
2024年6月号入選

霧氷の山脈
天気予報通りマイナス6度迄冷え込み湖面が部分的に凍り非日常的な景色が広がっていました。特に岸辺の氷結模様が霧氷の山脈を連想させる様で感動しながらシャッターを切りました。
風景写真テーマ部門
2024年11ー12月号優秀賞

冬の万華鏡
池の薄氷がCPLを回す事により見事に色付きました。
奥村 克己
四季を全倍2枚と全紙3枚で表現しました。

村の守り桜
毎年満開になる頃を狙って、早朝まだ里山の明かりが灯っている時間帯に露出を掛て撮影しました。

躍動
自宅付近の植物園の裏山の杉林にオオウラジロの群生地があり、今回広角でウラジロの下から思い切り俯瞰して踊っている様に表現しました。

靄立つ
内々神社(春日井市内)社務所の銅葺屋根から朝日が当たり始めると「もくもく」と靄が立ち上がり感動しながら撮影しました。

渓流の華
渓流の岩肌に不思議な形の水溜りに紅葉の木々が映り込んでいました。

凍てつく蓮田
全面凍結の向原の蓮田です。逆光で水模様です。逆光を切りつめて撮影してみました。
片桐 重子

一昔
子供の頃こんな風景の中で夕方になるまで、鬼👹ごっこ、隠れんぼなどした想い出ありませんか?

白線流し
岐阜県のある中学校の恒例行事で白線流しがある青空の下電線が光利、川の流れれに写り込んでいる様がそれを想像させました。

小さなヒロイン
大輪の花よりまるで私の方が、と言わんばかり、にポーズをとる。

瞑想
雪上にワラビの影がまつげに見え、鏡写しで一枚を対象にプリントしました、博多にわかの、郷土芸能で使う半面に、似ていませんか?
ご覧いただきありがとうございました
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